あっという間に秋も深まり、過ごしやすい季節になりました。
今回は、9月後半に出かけてきた買い付け旅の様子をご報告したいと思います。
ルートは、イギリス→デンマーク→スウェーデン→フィンランドの順。イギリスも北欧もちょうど秋の始まりを告げる頃、樹々の紅葉がきれいで、いつ訪れてもヨーロッパの秋はいいなぁと感じます。
インスタグラムで旅の様子をご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ブログでは「デンマーク」をテーマにお届けします。
まずは、ディーラー夫妻のお宅を訪問した様子から。嬉しいことにランチのお誘いを受け、奥様がデンマーク料理を作ってくださいました。
お子さんの手づくりと思われるクリスマスの妖精”ニッセ”が玄関先でお出迎え。素朴さがたまりません。
白で統一したモダンな雰囲気が素敵です。
ごちそうになったのは、デンマークの人たちが大好きな「スモーガスボード」。
黒パンの上に好きな具材をのせて、ナイフとフォークで食べるオープンサンドのようなもので、
小さなハンバーグやポークパテ、チキンサラダやカリカリのベーコン、ゆで卵など自由に組み合わせて
いろんな美味しさを楽しめます。
もちろん、買い付けもしっかりしてきました!デンマークでは、ウェグナーのデイベッドやダブルベッドなどを入手。とくにこのGE19は珍しいもので、写真はオリジナルの生地ですが、デンマークの生地で張り替え予定です。
デンマークの一般的な家。屋根の形と煉瓦使いが他の北欧の国では見られないスタイル。
皆さん古い家を手入れして大切に守っています。
そして、デンマークといえば「デニッシュパン」。
街角のパン屋さんやホテルの朝食でもいただきました。こちらでは、おやつタイムにもケーキみたいな感覚で食べることが多いのですが、本場の味はさすが!意外とあっさりした甘さでペロリといけます(笑)。
道中、車を走らせていると、郊外の風が強い場所でよく見かけるのが「風力発電」。
再生可能エネルギー先進国であり、原発のないデンマークならではの風景です。
デンマークでは消費電力の約40%を風力発電が賄っているそう。社会保障の充実とともに、環境や人に配慮したエネルギー政策ひとつを取っても「世界一幸せな国」の上位に入る国である理由がわかりますね。
デンマークで数日充実した買い付けを終え、旅の後半は国境を結ぶ橋を渡って30分ほどでスウェーデンへ。スタート早々、エリック・ホグランの照明と出合ったり、最後はフィンランドで雑貨も仕入れ、今回も4カ国で有意義な買い付けができました。コンテナが到着したら、すぐに手入れをして紹介していく予定ですので、どうぞお楽しみに!
(赤星)